商品詳細 ITEM DETAIL
メロンやバナナを思わせるほんのりとした果実香に、和三盆のような上品な甘みと酸味との調和した綺麗な仕上がりです。後口はキリっとした雄町らしい辛みがあり、味の濃いおせち料理などにもよく合います。これから新年に向けて、お祝いムードを盛り上げる赤色の華やかなラベルです。
新谷酒造が誇る“わかむすめ”シリーズの中でも、繊細かつ華やかな表情を見せる限定作。吟醸香に寄り添う白桃や紅い果実のニュアンス、口に含むと心地よい酸が広がり、クリーンなキレで余韻が静かに続きます。和食はもちろん、軽めの洋食やチーズとも好相性。丁寧な手仕込みによる少量生産のため、流通量は限られます。贈り物にもおすすめの一本です。
商品概要
使用米 : 岡山雄町
精米歩合 :50%
アルコール度数 15度
瓶燗火入れ1回
蔵元情報
山口県 新谷酒造株式会社
主な受賞歴
■平成14年 全国新酒鑑評会金賞
■平成17年 全国新酒鑑評会入賞
■平成30年 KURA Master 純米酒の部 金賞
ブリュッセル国際コンクールSAKE selection 純米酒の部 プラチナ賞
■平成31年 IWC SAKE部門 純米吟醸酒の部 ブロンズ賞
■令和2年 全国新酒鑑評会 入賞
■令和2年 KURA Master 純米大吟醸酒の部 プラチナ賞TOP5
純米酒の部 金賞
■令和2年 広島国税局清酒鑑評会 純米酒部門 優等賞
■令和2年 燕子花 IWC2020 純米大吟醸酒の部 シルバー賞
■令和2年 牡丹 IWC2020 純米吟醸の部 ブロンズ賞
■令和3年 燕子花 山口県新酒鑑評会 吟醸酒の部 優等賞
■令和3年 燕子花 IWC2021 純米大吟醸酒の部 リージョナルトロフィー賞
■令和3年 薄花桜 IWC2021 純米吟醸酒の部 ゴールド賞
■令和3年 燕子花 令和2酒造年度全国新酒鑑評会 金賞
■令和3年 広島国税局清酒鑑評会
大吟醸酒部門 優等賞
純米酒部門 優等賞
■令和4年 令和3酒造年度山口県新酒鑑評会
大吟醸酒の部 最優等賞
純米吟醸酒の部 優等賞
西都の雫の部 特別奨励賞
■令和4年 令和3酒造年度全国新酒鑑評会 金賞
■令和4年 第13回雄町サミット 優等賞
■令和5年 令和4酒造年度山口県新酒鑑評会
大吟醸酒の部 最優等賞
純米吟醸酒の部 優等賞
純米酒の部 優等賞
■令和5年 令和4酒造年度全国新酒鑑評会 入賞
燕子花 IWC2023 純米大吟醸酒の部 ゴールド賞
牡丹 IWC2023 純米吟醸酒の部 シルバー賞
■令和5年 第14回雄町サミット 優等賞
新谷酒造の酒造りは、地元酒蔵の蔵人として働いていた初代、新谷熊吉が独立し造りを止めていた蔵を買い取り、始まりました。
昭和2年に創業し、二代目新谷末彦が引き継ぐと「和可娘(わかむすめ)」の名で長く地元でご愛顧頂きました。そして平成になり跡継ぎのなかった蔵を、孫である新谷義直が三代目として引き継ぎました。しかし、これまで長きにわたり新谷酒造の酒造りを支えてくださっていた杜氏が高齢のため引退し、廃業の危機に立たされます。平成19年ひとりでも造り続ける決意をし、一年中仕込みが可能な四季醸造蔵へと改装しました。しかし造りに関しては素人同然で、苦難の船出でした。それでも毎月毎月、酒造りと向き合うことで自身の酒造りのスタイルを確立していきました。そして社長と杜氏を両方担う蔵元杜氏として、あっという間に10年が経ったのですが、四季醸造蔵へと改修した蔵の梁が損傷。移設を余儀なくされまたしても廃業の危機にさらされましたが、私たちは歩みを止めることなく、ここで造り続ける道を選びました。
こだわりの酒造り
平成30年12月、新蔵完成。新たなスタートです。
この仕込み蔵の移設を機に、これまで社長と杜氏を兼任していた夫から、杜氏のバトンが妻へと受け渡されました。
当時(平成30年10月)山口県では唯一の女性杜氏が誕生しました。
昭和2年に創業してから今日まで、時代の変遷とともに様々なことがありましたが、手作業というクラシカルな酒造りを守り続けています。
その工程は秒単位で時間管理する洗米・浸漬や0.1℃単位で調整する温度管理など、一つひとつが緻密で繊細な作業の積み重ねです。
手間暇はかかりますが、雑味の少ない日本酒本来の清らかで美しい味わいを目指し、少量を丁寧に、我が子のように手をかけて育てるのが、私たちの酒造りのスタイルです。
わかむすめ醸造元 新谷酒造 公式サイトより引用
